バイブオナニーで会陰が切れちゃった！？

触れてみるとわかりますが、会陰は『身』というより表面は皮が覆っています。その会陰部分が、オナニーで避けてしまったという女性がいます。

オナニーだけではなく、セックスでも会陰が切れるケースがあります。オナニーやセックスで会陰が切れるなんて！と怖くなりそうです…。

会陰が切れると言っても出産の時のように、ブツンと切れるわけではありません。セックスやオナニーで会陰が切れてしまうのは、ほんの少し、避けるくらいのもの。とはいえ、やっぱり痛いし数日は痛みも続きます。

そしてオナニーで会陰が切れてしまう原因は、摩擦によるもの＆挿入の角度＆免疫がないとも言えます。

『摩擦はわかるけど免疫って』と感じるでしょう。簡単に言えば、会陰の皮膚の強度が弱いから切れてしまうという状態です。

バイブやディルドオナニーで慣れていない女性・男性との性行為で免疫がない女性は、バイブオナニーはある程度でとどめておきましょう。オナニーでイってみたいからといって、無理してしまうと会陰が切れてしまう原因になってしまいます。

たとえバイブのサイズが小さくても、関係ありません。強度が弱い上、ピストンの摩擦により、会陰の皮がピリッと切れてしまうのです。

指でのオナニーでも同様です。あまりに激しかったり濡れていない状態で指を出し入れすると、会陰の表面が切れてしまいますので気をつけましょう。

会陰が切れたらどうすればいい？

オナニーで会陰が避ける程度の傷は、通常そこまでひどくはないかと思います。

場合にもよりますが基本的にそんなに心配はせずに、オロナインなどの傷薬を塗ってしばらくバイブオナニーはやめておきましょう。※あまりにひどかったり、擦れる痛みではなく中がズキズキ疼くような場合は病院で診てもらった方がよいですね。

多くの場合1日もすれば、半分くらいは傷がくっついて随分とよくなります。ただ、そこでまたバイブを使ったり指を入れてのオナニーはおすすめできません。

またトイレで用を足したあとティッシュで拭く際、きつく拭くとくっつきかけていた傷がピリッと避けてしまうのでぬれティッシュなどでそっと拭くようにしてください。拭いた時にまた傷が開きます。

そして切れた会陰が完全に治ったと思っても、次回切れたときと同じオナニーをすると、また切れてしまう可能性があります。

どうしてもバイブでオナニーしたい場合は、以下の事を守って行うようにしましょう。

切れてしまった傷から細菌が入ってしまうと化膿するおそれもあるので、決して無理はしないでくださいね。

会陰が切れてしまうのは肌の弱さなど個人差もありますし一概には言えませんが、膣の入り口のオナニーで留めておいた方がよいと言えます。

膣の入り口でオナニーを続けていると会陰部が次第に柔らかくなってきます。

そのオナニーの時もできるだけ柔らかめのバイブを使用し、奥まで入れるのではなく入り口をマッサージするような感覚で行います。

実は出産の時に会陰が避ける可能性がある場合、会陰をブツッと切ります。赤ちゃんの頭は30数センチあります。切らないで大丈夫な方もいますが、多くの場合切るでしょう。

そのため出産前には、オイルをつけて会陰マッサージを行う女性もいます。

ですからオナニーも同様で、膣の入り口や会陰でのオナニーを継続していると、会陰が柔らかくなり感度も上昇。一石二鳥になる可能性が高まりますね。

躍起になって奥を刺激していても、中イキはできません。膣の入り口や会陰で感じる方が先決だと思ってもよいと言えます。

また、会陰が切れたとは気づかない場合もあります。あとで痛みがひどくなってくるので、気をつけながら行うようにしましょう。

ちなみに、出産によって会陰が切れてしまいうまく治癒しない場合は、会陰部贅皮切除術という美容整形手術もあるようです。大陰唇・小陰唇の美容整形やクリトリス包茎、肛門周囲余剰皮膚切除術、乳首などあらゆる箇所の美容整形がありますが、医学ってものすごいものですね。