女を性のはけ口と見ている調教師
私が20代前半の頃、アルバイトをしていた定食屋で出会った男性の話です。
正社員として働いていた30代の男性で、よく冗談を言い合ったりするうちに仲良くなり、2人きりで食事に出かけることもありました。
そんなある日、2人で食事をしている時にお互いの過去の話題になったのですが、彼の経歴がとんでもないものでした。
今の仕事に就くまでまともな定職には就いておらず、1番驚いたのは「これから風俗店で働き始める女の子に、性行為のイロハを叩き込む、調教師の仕事」をしていたことでした。
数えきれないほどの女の子と性行為を行い、さらに教える立場でお金を貰っていたということですので、さぞ上手いのだろうなと感じました。
そこからどんどん話題は下ネタになっていき、その場のノリでセフレ感覚で彼と性行為をするに至りました。
…が、上手いんだろうなと思った私の期待は大ハズレでした。
パフォーマンス重視といったところでしょうか。
激しければ良いと思っているのか、痛い!と思うことが非常に多かったです。しかも以前の職業柄か、かなり遅漏気味でした。
痛い時間が長く続き、終わった後もしばらく中がヒリヒリしていました。また、腰を振った時のパンパンという音や粘液の音など、「とにかく音を立てること」をやたらと頑張っていることも伝わって来て、なんだか冷めました。
私がスポーツをしており体が柔らかかったのもあるのですが、仰向けでY字バランスのように片脚を上げた状態にされて行為に及ばれたのも意味がわかりませんでした。
気持ちよくもないし、自分の格好が滑稽に思えて冷めてしまいました。
彼はとてもプライドが高く、気持ちよくないことをハッキリ伝えてしまうのは気の毒だと思いそれはしなかったのですが、気持ちいい演技をしなかったことが私のささやかな抗議でした。
痛い時は顔をしかめ苦しそうな声を出したのですが、見事にスルーでした。相手が感じているかどうか見ていないところもヘタクソの大原因だと思います。
それ以来、誘われてもやんわりとお断りしているうちに彼は仕事を辞め、その後の行方は知りません。
スキルだけでテクニックのない男
この男性のセックスのやり方は、その風俗店で性のイロハを教える立場としての行為なら、まだ納得がいきますね。
風俗店は、男性の欲をかなえるパラダイスです。お金を支払って楽しむのですから、基本相手の女性を思いやる場所ではありません。
おそらくこの男性は、客の喜ぶことだけを調教していたのでしょう。と、同時に女性を全く理解しておらず、自分の欲を満たすことだけをしてきたのだろうと予測できます。
そういう場所ですから、仕方ないことなのかも知れません。
仰向けでY字バランスと言えば、つばめ返しのような体位でしょうか...?
本当に上手い男性にされれば、もっと感じ方も違っていたでしょう。
▼セックスの体位48手 十八.つばめ返し