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ペニスがご神体の『どんつく祭』
温泉で有名な静岡の稲取で行われる『どんつく祭』。
『どんつく祭』は、マイナーなお祭りで知っている人は、あまり多くはないようです。
『どんつく祭』がマイナーな理由は、どんつく神社に祀られている神輿の御神体に理由があります。
どんつく祭りで担がれる神輿に乗せられている御神体は、男の象徴であるペニス。
『どんつく祭』は、男性器の形を模した御神体を乗せた神輿を担いで神社から陰の神社に和合するまでの祭典。ですから、映像的にテレビ放映するのはちょっと困難なので、マイナーな祭になっているそうです。
ペニスのご神木は、4m以上もあるのだとか。
古い歴史の由緒正しい『どんつく祭』
ピンクな画を想像をしてしまう『どんつく祭』ですが、その歴史は古く弥生時代に遡ります。
弥生時代中期、稲取の地に先住した人々は大きな男根の御神体に、子孫繁栄、夫婦和合、無病息災などを願って奉納しました。
旧暦の5月上旬(現在の6月上旬)の2日間、神社に奉納された御神体を陰の神社に和合する習慣をそのまま祭にしたのが、『どんつく祭』の始まりだそうです。
『どんつく祭』ペニスの御神体が【陰の神社】=【女神社】に、「ドンと突いて和合する」催しが行われるというところから『どんつく祭』と名前が付いたそうです。
挿入する際、ペニスをクリにあてたり入口でぬらぬらとじれったく焦らし、女性が「もう早く入れてほしい・・・。」と感じた時のいきなりのピストンでしょうか。想像するだけでも、刺激的です。
現在の『どんつく祭』
観光客を集めるために、現在の形で復活して約50回目を迎える『どんつく祭』は観光客はもちろん、地元民をも巻き込む参加型の大きなお祭りになっています。
温泉地を練り歩く御神体にまたがったり、御神体を乗せた神輿を一緒に担がせてもらう事も出来ます。その他はステージ上での芸者さんによる躍りや太鼓の披露、最後には花火が打ち上げられたり盛大な様子なのだとか。
屋台では、『どんつく祭』にちなんで男根を模した飴やお饅頭なども売られています。・・・ネット通販はないのでしょうか。。
『どんつく祭』の発祥
『どんつく祭』の発祥は、素戔雄神社の祭と言われています。
素戔雄とは『スサノオオオミカミ』です。
イザナミとのSEXによって国生みを始めたイザナギ単体から生まれ出た神、スサノオオオミカミ。
その年に成人を迎える男性が赤と青の天狗のお面を被り、男根の形をした『どんつくの棒』を持ち、住民を突きながら民家を巡るという催しがあります。
彼らに『どんつくの棒』いわゆるペニスの模型棒で突かれると、夫婦和合、子孫繁栄、無病息災のご利益をもたらしてくれるとのこと。
天狗の面を被った彼らを見付けたら、パートナーに遠慮せず積極的に突かれに行きましょう!
▼男と女の浮気の謎
どんつく祭は、6月上旬に行われています。詳しくは、稲取温泉旅館共同組合公式サイトで検索なさってください。