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ヴァギナデンタタってなに?
※画像はイメージです。
『ヴァギナデンタタ(ヴァギナデンタータ)』とは、ラテン語で、「歯の生えた膣」という意味です。
歯の生えた膣・・・想像するだけでも、ちょっと怖いですね。
ですがもちろん、そんな物騒な膣を持った女性は実在しません!
世界各地に存在するヴァギナデンタタの民話
世界各地で民話として語られているヴァギナデンタタですが、どの国の民話にも2つ共通する点があります。
- 女性の膣には歯や牙のような武器か蛇のような恐ろしい生物が存在する
- 膣に存在する武器や生物により男根を食いちぎられる
民話から言える教訓
2つの共通点から言える教訓は、見知らぬ女性とのセックスには危険が伴うこと、合意でないセックスへの戒めです。
ある国の民話には、女性と結婚した夫か英雄ある男性が膣の歯や牙を折り、幸せに暮らしたと言う話もあります。
セックスは心を許し合って合意した男女がする行為、そんな考え方が古くから世界で根付いているようです。
ヴァギナデンタタへの恐怖
【ヴァギナデンタタへの恐怖】=【男性の無意識な去勢不安の意】
これは、有名なオーストリアの精神分析学者のジークムント・フロイトによって唱えられました。
女性器の入り口である膣が口に見える事から、どこまでも底が見えない女性に飲まれて男根を使えなくされてしまうのではないかという、男性の恐怖や不安を表しています。
セックスに不安を抱いているのは女性だけでなく、男性も同じだという事を汲み取ってあげて下さい。
実在したヴァギナデンタタ!
膣に歯や牙を持っている女性は実在しませんが、ヴァギナデンタタは実は存在しています!
出典:livedoor.com
それの正体は南アフリカで開発された、タンポン型の強姦防止コンドーム『Rape-Axe』です。
内部に歯のような棘がついており、一度入れたら最後ペニスから離れません。
釣り針の返しのような仕組みです。
レイプ被害に遭った女性の言葉「歯があったら・・・。」という言葉で、女医が発明したのだとか。
2010年?南アフリカのワールドカップで、3万個以上無料配布されたのだそう。
レイプするわけではなくとも、男性がこれを見ると性器辺りが縮みあがるかも知れませんね。
livedoorNewsによると、1個2ドルで販売予定となっていましたが、現在販売されているのでしょうか?
簡単に手に入ろうものなら・・・浮気の腹いせに使われてしまう可能性があるかも知れません。男性陣はご注意を・・・
ヴァギナデンタタの本当の意味
「歯の生えた膣」と聞くと少し物騒な響きだと思われる事でしょう。
しかし、ヴァギナデンタタの本当の意味は・・・
- セックスはお互い合意の元で行うべきという男性への戒め
- セックスでは男性も無意識に不安を感じている
そして、もっとも言えることは、本当に愛する者同士でしか味わう事のできない、濃密な快楽を邪魔する者は何人たりとも寄せ付けないという考えの表れなのかもしれません。