淫らな天使ー看護師物語ーvol.5

淫らな天使ー看護師物語ーvol.1

淫らな天使が求める悦楽

自らの白い指で慰める天使

(ねぇ。今日はすごくしたいの。)

亜紗は、休憩室で哲生にラインした。昨日の高梨とのセックス。もう既に何十回と身体を重ねてはいるが、童貞上がりで女慣れしていない高梨では、身体が満足していなかった。

それどころか、余計に疼く子宮。後輩を癒し満足しているはずが、なぜか虚しささえ感じられる。

『私、どうしちゃったんだろ。』

別に、哲生じゃなくなてもよかった。哲生を誘っても断られるに違いない。憂鬱な気持ちで返信を待つより、他のセフレに満たしてもらえばいいのだ。

いつもとは違いすぐにラインがあった。

(亜紗はやらしいなぁ。OK。終わったら行く。待ってて。)

「亜紗はやらしいなぁ。」哲生の口癖だ。亜紗はその言葉を聞くだけで、身体の中心から熱いものが湧き上がってくるのを感じる。

『もう。なんなのよ。』

哲生からされる行為を思い出すと、ショーツを替えなくてはいけないほど、溢れてくるトロリとした蜜。亜沙は、すくっと立ち上がり新しいショーツを持ってトイレへ向かった。

じっとりと大きなシミになっているショーツを脱ぐと、いやらしい愛液が糸を引いた。亜沙は愛液が滲み出ている窪みに、そっと触れゆっくりと2,3度撫でてみた。

『感じないや。感度が悪いな。』

そう思い撫で続けながら、哲生の繊細な指使いを思い出してみた。じわじわと鈍い快感がこみ上げる。クリトリスは硬く勃起しはじめ、感度が上がった。

「っん」

『職場のトイレで自慰するなんて…。私、飢えちゃいないのに。』

指の動きを激しくしていくとともに、亜沙の息遣いが高まる。哲生のはちきれんばかりの逞しい肉棒を思い浮かべながら、指を差し入れ激しく擦り付けた。

指に絡みつくこの蜜は、いつもコンドーム越しの哲生の肉棒を潤す。指を2本に増やし、哲生が亜沙を責めるリズミカルな調子と同じように打ち付けた。

じゅぶじゅぶとぬめる膣の感触を感じ熱くほとばしる哲生の肉棒が、亜沙を夢見心地にさせるいつもの行為。亜沙は常にそれを欲していた。

哲生の一部が自分の体内に入り込み、内臓をかき混ぜているかのような強い衝撃と混ざり合う体液。亜沙はそれを生で感じたいと思っていた。しかし、哲生はコンドームなしではしてくれない。

『あっ哲生。もっとよ。はぁ…ん。も…っと。』

亜沙が腕ごと激しく動かすと、おそらくドアの外まで聞こえるくらいの衣服が擦れる音もした。ピチャピチャと鳴る愛液の音と、衣擦れの音。まるで哲生とのセックスと同じだ。

亜沙は足を大きく開き、イキやすいようにピンとつま先を伸ばした。天使の衣装をまとった淫らな女は、哲生の言ういやらしい汁を垂らしながら果てた。

すると、哲生からのラインが入った。

(ごめん。今日行けなくなったわ。)

『なぁんだ。そっか。』

癒しのボランティア

ナースステーションへ戻ると、看護師に声をかけられた。

「すみません。527号室の小泉さん、ナースコールあったんですが、私どうしても具合が悪くて早退するんです。お願いできませんか?」

その看護師は、大学を卒業したばかりでナース歴数ヶ月。ういういしさに溢れた若い子だった

「いいよ。大丈夫?気をつけて。無理しないでね。」

527号室へ入ると、小泉が嬉しそうな顔で亜沙を見た。

「看護師さんがあんなことするからさ。俺さかっちゃって、どうにかしてくんない?」

「もう。そんなことのためにナースコール鳴らすのはやめてくれますか。それに私、ボランティアやってないんで。」

「いいじゃん。もう1回だけ!」

小泉は両手を擦り合わせながら、いたずらな笑みを浮かべている。亜沙の心をくすぐるような表情だ。

小泉はスルリと亜沙の太ももを撫で、脚の隙間へ暖かな手を侵入させてきた。ストッキングとショーツ越しに、割れ目に沿って指を往復させる。

小泉の陰部を見ると、その部分だけシーツが立ち上がっている。亜沙は、先日の大きな小泉の亀頭を思い出しゾクッと声が漏れる。

「はぁ…」

亜沙はたまらず、小泉の手に割れ目を押し付け自分で腰を動かし始めた。さっき自分で慰めた時より、はるかに気持ちいい。自分の手でイっても慰めにはならない。

「じゃあ、今日は小泉…さんがボランティ あっ…してくださいね。っん。イカせて あぁ」

小泉はストッキングの中に手を入れ、亜沙のねっとりと濡れた熱い部分に触れた。左手はシーツに潜らせ、自分の竿を刺激している。

ぐちゅぐちゅになった亜沙の膣は、男の指を嬉しそうに飲み込んでいる。膣から指が出るとき、膣内の肉は自分から求めるようにその指を離さまいとしているように絡みつく。

小泉の指が亜沙の敏感な部分を捉えると、一気に加速しかき混ぜ始めた。

「あっん!はぁぁん!そこよ」

亜沙は、小泉の指に合わせ腰を動かしながらもっときつくと悲願した。

『指だけでは足りない。』

亜沙は思わずショーツとストッキングをずらすと、シーツとズボンを剥ぎ取り小泉にまたがった。

あてがった部分からは蜜が滴り落ち、男根をすっぽりと包んだ。亜沙が腰を動かすたびに、チャプチャプと音が鳴り響く。

「うぅ。看護師さん 濡れすぎ」

奥まで届いている亀頭の先が亜沙を貫き、亜沙の子宮口のコリコリとした感覚が小泉を貫く。ギシギシと軋むベッド。振動が伝わり揺れるカーテン。熱気が立ち込めた空気は、誰かが入ってくればすぐに行為がバレてしまうだろう。

腰を淫らに振りかざす天使は、男を癒すため一心不乱に腰を前後させ続けた。小泉は、唸り声を上げて勢いよく亜沙の中に射精した。

「小泉さん、腰大丈夫でしたか?少しはリハビリのために動かしてくださいね。」

愛とセックスの交差

亜沙が身なりを整えて部屋を出ると、看護師同士が立ち話をしていた。

「そうよあの新しい子。馬渕先生と!こんなタイミングないわよねー。まるで一緒に早退!」

「あいびき〜?いやーん、玉の輿かしら。いいなー。デートしてホテルー!?馬渕先生いい男だよねー。私も抱かれたいかもぉ!でも、馬渕先生ってさ。亜沙さん…」

「あっ!えっちょ、ちょっと!」

一人の看護師が、亜沙に気づき会話を阻止した。

「なぁに?馬渕哲生先生のこと?私がなぁに?」

「い、え。あっ。なんでもないんです。すっすみません!」

「こんなところでの噂話は患者さんの手前もあるし、絶対ダメよ。」

「はっはい。本当にすみません!」

亜沙はナースステーションへ入ろうとしたが、振り返ってニッコリ笑い言った。

「馬渕先生、やめておいた方がいいかもね。泣かされるわよ。」

『そっか。そうだよね。私は愛されていない…。それにしても、小泉さんのアレ、大きくて硬い。気持ちよかった。私何回イったけな…。』

亜沙の瞳の奥に、じわっと痛みが集結し水分が集まってきた。涙が溢れかけたが、亜沙は大きなあくびをしながら、思いっきりのびをした。

「あぁ!眠たい!」

そしてデスクに座っている高梨を見つけると、そばに寄り小声で言った。

「やっぱり今日。癒やしてあげてもいいわよ。」

『癒してほしい…の間違いかな。』

淫らな天使は、さらにまた一人の男性を癒す。いや。天使は、癒やしているのではなく、癒しを求めていた。そして、決してセックスを求めているのではない。

ぽっかり空いた心の隙間を、埋める何かが欲しい。セックスの快楽は、それを埋められるのか。果たして、愛の代わりになるのだろうか。

(終)

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