目次
夫の話し
ピンポーン《夫婦円満相談所—河合クリニック》
そこは富裕層が住むような都市型マンションの1室。河合先生に会うのも、これで3度目。
「遠藤さん、こんにちは、さあ、どうぞ」
「失礼します」
妻には残業とウソをついて、会社帰りに来ている。
カップルカウンセリングで、アソコまでカウンセリング!?
「さあ、いかがでしょうか最近は?」
「そうですね、なかなか先生がおっしゃる様に行動に移せなくてですね…」
先生の部屋はいつも清潔で良い匂いがする。
「どうしてだと思いますか?お恥ずかしいですか?」
「まあ、そうですね…」
河合先生に相談しだしたきっかけは、深夜見ていたあるテレビ番組だった。“実は恐ろしい… 知らない間に起っている夫婦間の亀裂”というタイトルのドキュメントだった。
残り物を食べながら適当に夜遅く見ていた時、出てくる奥さん達が自分の妻と被って、少し窮屈な気持ちになっていた。
ずっと夫婦円満かと思っていた。
残念ながら子どもは授からなかったが、管理職手前で仕事も順調。マンションや車のローンも払おうと思えば完済できるほどの蓄えはある。
年に2回ほど夫婦旅行に行くし、妻が欲しいものを買う分には何も口出ししない。これが円満ってことじゃないのか?と疑いもしなかった。
だが、そのドキュメントに出て来た妻たちは、みんな憂鬱な表情をしていた。
「はっきり言って寂しいんです!」
いきなりカン高い声がテレビから流れるので、ビックリしてボリュームを落とし、妻が起きない様ヘッドフォンを付けて最後まで見てしまった。
一見幸せそうな家庭なのに、不倫、離婚、うつ病にまでなっている女性がいた。妻は最近上の空だ。
夜の方も、自分がイクのをまだかまだかと待っているようで、まるで流れ作業。昨日だって、無理やり手コキだけで終了させられた。
そんな憂鬱で感情も通ってないようなセックス、まるで人形と話している様な雰囲気が嫌で仕方がなかった。
そのテレビを見ていて、なんかその理由が少し分かったような気がした。まだまだ夫婦生活はこれからも長い。もっと仲の良い夫婦として人生を送りたいと思った。
番組が終わった後、携帯で、《夫婦間 問題 カウンセリング》や《夫婦仲 もう一度 愛》など、恥ずかしい言葉を並べて検索した。そうして見つけたのが、河合先生のクリニックだ。
通常は1時間の初回面談も、妻について分からないことを話し込んでしまったせいでゆうに越していたが、何も言わずに聞いてくれた。
そして、妻、いや、女性はこういう状況でどんな心境なのか、何を男から求めているかを非常に分かりやすく説明してくれた。
その中には、夜の営みに関しても質問があった。
女性の河合先生から、
「どの様な愛撫をしてますか?」
「挿入するまでどれくらい時間をかけていますか?」
「イクときにどの様な体位でしてますか?」
ホテってしまい、少しタチそうになったが、隣の本棚にある難しそうな心理医療書に1つ1つ目をやって自分を落ち着かせながら答えたのを覚えている。
3度目の今日のテーマは、“実行に移す”
どう今の心境を妻に打ち明け、お互いに解決していこうという意思確認をする“実行”。まるでそんなことできる気がしない。
「そうですか…」
「えぇ…」
「ここまで旦那さんは努力してらっしゃるのに、頑張ってみませんか?」
正面に座っていた先生が、膝の上で握っている自分の手の上に手を重ねた。
悩める夫が受ける極上の慰め
(あっ)
先生の首に沿ってシャツの奥に目をやると、少し前屈みになっているので胸の谷間が見えた。肌が綺麗だ。細い金色のネックレスがゆらりとぶら下がっている。
「先生、あ、ありがとうございます。」
「せっかくイメージトレーニングしてきたんですものねぇ」
先生はまだ手を乗せたままでいる。
「良い旦那さんですよ。時には違う女性を抱いてみたら?勇気が出るかも知れませんよ」
頭に血が上っていくのが分かる。
自然と先生のおしりへ右手を伸ばしていた。スカートの腰の部分から、ゆっくりと撫で下ろした。先生はメガネ越しに自分の目を見ている。
「フゥ〜〜…」と、息を吐いた。
ゆっくりと先生のおしりの曲線を何度も撫でた。そして、顔を近づけてキスをした。
先生のメガネがお互いの顔に挟まっていたが、それが自然と落ちるまで気にせず唇をそっと舐めた。
先生の舌は小さく、チロチロと舐め方が可愛い。
調子に乗っていると知りつつも、先生の膝の内側に手を寄せ、ストッキングに沿って上へと滑らす。太ももをつたい、股の間に近づくにつれ、温かいのが分かる。
優しく割れ目を指で撫でる。ゆっくりと数回撫でていたら、ジュワっと湿ってきたのが分かった。
「ウッ、はぁっ」
パンティーとストッキングを浸透して、生温い濃厚な汁が指に絡む。なんて幸せなんだと興奮した。
ゆっくりと先生を床に横にし、手をストッキングの中に…。ピッタリとしたストッキングに侵入させるため自分の手を余計先生の下半身に密着させる。
細い陰毛を通り過ぎたら、温かいマンコに指がいく。3本の指でまんべんなく股間を撫でると、もうビショビショになっていた。極上の女だ。
自分も痛いくらい勃起している。
キスを首筋に移し、シャツのボタンを外しながらブラを下げ、胸を舐める。
綺麗で小ぶりのオッパイが見え、中心にはピンクで純粋な乳首があった。こんな美しいのを見たのは何年ぶりだろう。
美人カウンセラーとの密室相談
「ぁあっ、遠藤さん、奥さんにしてる愛撫をください…」
ストッキングと一緒にパンティーを脱がせ、先生の股間に顔を埋めた。
匂いがたまらない。
鼻をおへその下からクリトリスまでくだらせ、膣に入るほどじっくりと押す。溢れ出た液が鼻に入りそうになるが、絶頂するほどのいやらしさと感動で満たされた。
舌の先を細くして、陰部の周りから舐め始める。美味しい。少しずつ中心に入り、ヒラリとしている花びらを唇で挟む。
「ン〜〜〜〜!ああ!気持ちイイぃ」
「嬉しいです、先生」
あえてゆっくり舐める。味わいたいというのもある。自分の舌は河合先生の花びらをしっかりくわえ、上下させた。
ジュルジュルと愛蜜が溢れ出る。良い香りだ。時間をかけて周りを責めたので、クリトリスの先を舌ではじいただけで、先生は溢れ出してしまった。
「アァーーン!ングゥ!ハァハァ!!」
顔がすごく濡れたが、嬉しくてたまらない。もっと舌でスポットを突く。
「あ!!アアァーー!!遠藤さん、ダメ、早く、入れて、はやく!!」
ズボンのチャックが壊れるくらい勢いよく下げ、自分のモノを握り出した。正直、もうイキそうなくらいパンパンだ。グチョグチョになった先生の股間を亀頭で撫で回す。
「先生、綺麗ですよ」
「遠藤さん、あったかい」
先を少し入れる。
「あああああーーーん!」
奥まで入れず小刻みに腰を動かすと、亀頭に先生の濃い蜜が絡み白っぽくなっている。
「ハアァ、気持ちイイ、感じますか先生?」
「アアーーぁン、とってもイイですよぅ、あん!」
腰を奥深く押し込む。奥に行くほど余計に汁が溢れ出てくる。
「ン、ンゥ、ハァ!ハァ!ンーーー!」
激しく突く。繰り返す。快感が足の下から登り、チンポの先に到達する。
「あ、、あぐ、アアーー!」
ギリギリまでズボズボ入っていたチンコを抜くと、先生の顔まで飛んでしまった。
「ハァ、ハァ、すみません、先生」
先生は天井を見上げながら、顔の周りの液を指で触った。2人でしばらく天井を眺めていた。