目次
夫のセックスでは物足らずいけない感覚に酔い知れて・・・
不満の森に迷うオンナ
玲子は下腹部に手を当てながら、うっとりとした卑猥な笑みを浮かべた。
不倫相手とのセックスの感覚が残滓となって玲子の内側を疼かせている。
きっかけは昼間の訪問セールスだった。
その相手はまだ二〇代の若者で、亮太と名乗った。
夫との関係はまずまずだったが、主婦として家に篭りきりの生活に、どこか飽き飽きしていたこともあった。
そして何より、夫のセックスは淡白でそっけないものだったのだ。
それは、まだ三〇代半ばの、熟れ始めた躰を欲求不満の森に迷わせる十分な理由になった。
若く荒々しいセックスの感覚を反芻しながら、亮太の訪問を待った。
メールのやり取りで、時間を示し合わせる関係に発展している。
セックスの感覚
暑い日差しの中、日に焼けた若者の凛々しい笑顔が覗き、言葉を交わすこともなく、玄関先で激しい接吻に至った。
後頭部を引き寄せられながらされる情熱的な接吻に、脳みそが溶けるような感覚に見舞われた。
亮太の太腿が股間に差し込まれ、腰が引けるほどにセックスの感覚を思い起こさせた。
首筋や肩への愛撫が続き、そのままリビングのソファになだれ込んだ。亮太の口が、玲子の皮膚に浮かぶ僅かな汗まで舐め取るように愛撫した。上着は生成りのタンクトップ一枚である。
亮太は服の上から双丘を揉みしだき、先の突起にしゃぶりついた。
「あんっ…ああ……やっ…」
タンクトップの生地がそこだけ濃く、唾液にまみれて透けてきている。玲子が薄衣を脱ぐと、臍から正中線をなぞるように舌先が這った。
そして、もう一度唾液の交換が行われた。
卑猥な愛液
亮太の愛撫は留まることを知らなかった。
玲子のショートパンツをずらし、ショーツを脱がせる。
鬱蒼とした茂みがさらけ出された。
その茂みに、亮太の舌が闖入していく。
男のザラザラとした舌が秘部をくまなく舐め回した。上部の突起を通過すると、針で刺したような感覚が全身を襲った。
「やんっ……あウっ…!」
玲子のうなじから汗が滴っている。
亮太はわざと、ジュルジュルと卑猥な音を立てながら愛液を啜った。愛撫のリズムに合わせて、脚がビクビクっと脈打つように跳ねた。
「ねえ……もう、入れて」
堪らず玲子は懇願した。
「じゃあ、俺のも舐めてよ」
亮太はスーツを脱ぎ去り、猛った怒張を玲子の口元に露出した。
玲子は唾液を湛えた口内にそれを招き入れた。
ジュボジュボと水音を響かせながらしゃぶりつく。
腔内を犯される感覚と、今からこの肉棒とするセックスを想って、秘部からさらに液を溢れさせていた。
セックスの感覚
亮太は粘液にテラテラと輝く肉棒を秘唇にあてがい、容赦なく腰を落とした。
弛緩し、柔らかく湿った内側を別け入っていく。
根元まで挿入されると、玲子は喜びとも苦しみともとれる声を上げて啼いた。亮太の蠕動が徐々に加速していく。
「俺のセックス気持ちいい?」
「うん……セックス好きっ……セックス欲しい…」
玲子の四肢が亮太を掴んで離さなかった。
下から力強く突き上げられる感覚に、女の奥にある痴態が開けてくる。
締め切ったリビングには、卑猥な音と匂いが充満していた。
亮太は体位を変えて、後ろから突いてきた。そして、片方の手で秘豆を弄ってくる。
「ダメっ…それっ…だめ…」
玲子は強烈な刺激に、腰をプルプルと戦慄かせている。
体中が性感帯となってしまった感覚に陥った。
膣道の収縮に耐え切れず、亮太は玲子の中に濁流を放出した。
そして二人はぐったりとソファに崩れ落ちた。
局部はまだ繋がれたまま、脈打つ感覚を共有していた。
亮太が帰ったあとも、玲子はソファにもたれて動けずにいた。
上がった息は収まりつつあったが、下腹部の熱が引かず、残った精液が漏れ出る感覚が悩ましかった。
特に膣に出し入れされたペニスの感覚は、いつまでも残るものです。
オナニーをする時には、そういったものを思い出し集中すると、イキやすくなります。