目次
シャワーと体液にまみれた恋人とのセックス
シャワーが噴き出す体質
康介とのセックスはラブホが多かったが、家でする時は大抵バスルームでする事にしていた。
理由は私の潮噴きの量が異常に多いせいだった。
初めて潮を噴かされたときは自分でも驚いた。
そこから躰の力が抜け出ていくようで気持ちよかった。
康介は決して無理やり激しくするわけでもなく、指の腹でトントンと軽く叩くだけだったが、それだけでもシャワーのように大量の液体が漏れ出てくる。
それは繋がった時にも同じで、体位を変えるときなど、男根が抜かれるとブシャーと勢いよく透明なシャワーが噴出した。
二人が交わった後のベッドの上には、強烈なセックスの匂いが染み付いていた。
恥ずかしかったが、康介は嬉しそうにしていた。
でも、あまりにも量が多くて、部屋中を汚してしまうため、
バスルームでのセックスが習慣になったのだ。
噴き出す淫欲のシャワー
ショーツのみの半裸の私は抱きかかえられながら、バスルームに向かった。
熱い接吻によって、首筋から上が赤く上気している。
ねっとりとした舌が上顎を撫でると、下の粘膜を弄られたような錯覚に陥って
ショーツに染みが広がるほど漏らしてしまった。
「加奈子は本当に敏感だね。もう漏らしちゃってるよ?」
「ごめんなさい」
「もっとエッチにしてあげるからね」
急にシャワーを出したので、二人ともビショビショに濡れた。
下着はどうせ洗うからそのままでいい。
熱いシャワーの飛沫の中で抱き合い、口交を繰り返した。
康介の手がショーツを引っ張り、秘裂に食い込ませた。
綿の生地が突起を擦ると、躰に微弱な電流が走った。
ねっとりと唾液を湛えた舌が上半身をくまなく愛撫する。
肩、鎖骨、脇、乳首などを舐め回された。
ショーツが脱がされ、ぐっしょりとした重みが床に捨てられる。
その水分は、シャワーのものだけではない。
もう何度か透明な淫液を漏らしてしまっていた。
康介がシャワーを止めて、秘膜に指を差し入れようとした。
「シャワー流したままにして……」
「それだとよく見えないよ、加奈子が漏らしてるところ」
「そんなに好き? 見るの」
「うん。足開いて、全部見せて」
私はバスタブの縁に片脚を乗せて股を開き、女の場所を曝け出した。
シャワーのノズルから、ポタポタと残った水が滴っている。
康介が指を差し入れ、指の腹でお腹の裏側を弾くように押した。
途端に透明な尿が溢れ出て、太い腕を伝い落ちる。
グチャグチャと卑猥な音がバスルームにこだました。
私の口はだらしなく開かれたまま、唾液が滴っていた。
「あぁぁ……あーっ……はぁぁーっ……あぁぁぁ……」
滑稽な声を荒げている羞恥心も、体液と共に流れ出ている気がした。
私のタンクから噴き出すシャワー
「気持ちいい?」
「分かんない……力入らない……」
その後も、クリトリスを弄ったり、中を触ったりする愛撫が繰り返された。
頭は熱に浮かされ、下肢がプルプルと震えるほどの愛撫に堪えた。
男の逞しい怒張が私の中に埋もれて激しい運動を始めた。
後ろ手に支えられ、強い刺激に躰が勝手に反り返ってしまう。
何回かの抜き差しの後で、私の尿タンクから勢いよくシャワーが吹き出し、鏡に降りかかった。
それは何度も、デジャブのように繰り返された。
股間は途中、ヒリヒリとした微痛を伴ったが、それもやがて熱に溶けて快感へ変わった。
対面になると、抱きついて顔を隠した。
だらしない卑猥な表情を浮かべているに違いなかった。
康介は耳を喰みながら腰を打ちつけてくる。
バスルームに淫靡なセックスの音が響いた。
「もう……イって……ダメ……もうダメ」
泣きそうな声で啼きながら、躰にしがみつくしかなかった。
精の濁流を中に受け入れたあと、シャワーでそこを流していると、がっしりとした両腕が私を抱きかかえてベッドに向かった。
セックスの夜は、まだ終わらないようだった。
恥ずかしさのあまり、女性も同じように興奮する場合もあります。
そして、時にはベッドだけでなく、シャワーをしながらするセックスもまた違った感覚で盛り上がりそうですね。
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