「猿はオナニーを覚えると死ぬまでやめない」なんて聞きます。
男も思春期に精通を迎えオナニーを覚えてしまうと、その気持ち良さにハマってしまうもの。性欲という本能がそうさせるのですね。
では、SEXはどうでしょう?一人で手やアダルトグッズを使ってオナニーするより、女性の身体の方が当然気持ち良いものです。
SEXを知ってしまうと、とてもオナニーでは満足出来ないものです。
・・では、彼女や奥さんがいるのに、セックスよりもオナニーの方が気持ちいい理由は?そんな男性の気持ちはどういったものなのでしょう。
目次
何故パートナーがいてもオナニーが気持ちいいと思うのか?
オナニーよりSEXの方が気持ちいい。セックスは、感覚だけではなく心が通い合い一つになる行為です。性欲を満たすだけではなく心も満たしてくれるもの。抱きしめ合い互いの暖かさを感じ、囁き合う事で愛情を確かめ合う。
愛撫し膣に挿入した時、感じてくれる姿を見る事で更に興奮も増します。
そして、女性がイク時の膣内の動きは、他には変えようが無い気持ち良さです。そんな気持ちいい事を知っていても、オナニーの方が気持ちいいと考えるのが男です。
パートナーがいてセックスするのに何故?そんなにオナニーが気持ちいいの?女性からすれば、大変疑問に感じるでしょうね。
セックスよりもオナニーが気持ちいいのは、単純にいくつかの事が考えられます。
- 自分のタイミングで射精したい意識が強く、気持ちが乗らない
- パートナーからの要求が強くプレッシャーを感じる
- パートナーが完全に受身過ぎて、SEXが一方的になりマンネリ化してしまった
- 自分の性癖を伝えられず、SEXに満足感が得られない
- コンドームを使用してのSEXを好まない
特に2番目の「プレッシャー」というのが多いのです。
自分の欲を発散できるオナニーの方が気持ちいい
オナニーは、セックスとは違い自身に対して求められるものは何もありません。自分一人、全てを受け入れてくれる世界がそこにあります。
- セックスでは、キスから入り、あらゆる場所の愛撫をする順序を踏んでいかなければならない
- 感じさせなければいけないという責任を感じる
- 先にイカせなければいけないというプレッシャー
プレッシャーは「中折れ」の原因にもなりやすく、それが余計に「SEXよりオナニーの方が気持ちいい」と思ってしまう状態にもなります。
早く射精したいのにはやる気持ちを抑え、愛撫に徹するのは辛い時だってあるのです。
男は煩わしい思いをするくらいなら自分でした方が・・それが理由でセックスよりもオナニーの方が気持ちいいと感じます。
誰のことも何も気にせず、自分だけが気持ちよくなればそれでいいのですから。
女性が『セックスではイケないけどオナニーではイケる』こういうケースが多いのも、このためですね。可愛く見せなければならないとか邪念が入ってしまっている状態です。
500人アンケートでは、パートナーがいてもオナニーする人数の多いのがその証明です。
自分自身の性癖・要求・追及、それらを満たしてくれるだけ気持ちいい行為。それが、男が「セックスよりオナニーの方が気持ちいい」という理由になるのです。
『抜きたい!』と思った時興奮した時、本やDVD・アダルト動画などを見て、すぐオナニーして気持ちよくなれるのですから。セックスよりも気持ちいいと考えても、致し方ありません。
マンネリ化によるオナニーの方が気持ちいい感覚
「オナニーの方が気持ちいい」と思う男性にとって、得られるメリットは何でしょう?
溜まったものを気軽に好きな時に吐き出す、所謂「抜く」事が出来るのが最大のメリットです。
女性から怒りの声が上がるでしょうが、彼女に連絡を取って映画へ行ったり食事へ行ったり、女性はとにかく面倒くさい生き物です。
髪型が変わったとかメイクが違うとか、ちょっとしたことに気づかなければ不機嫌になったりもしますね。ラインを見て返さなければ「なぜ既読無視するの?」と怒る。そっけないメールの返信をすれば、「前は絵文字入れてくれてたのに。」とすねる。
女はとにかく、自分を特別扱いして欲しがる生き物です。
男にとって、そんな細かなところを追求されるのはとても苦手です。「釣った魚にエサをやらない。」と言われればそうかも知れません。確かに、正解です。
しかし、男女の脳のつくりは同じではありません。そして男から言わせれば、逆だって同じだと感じます。
- 一言優しい声をかけただけで、顔を真っ赤にして喜んでいたのに、慣れてくればそんな恥じらいの表情を見せることもなくなる
- 赤い顔して躊躇しながらフェラしてくれていた一生懸命な姿が可愛かったのに、勃起すればいいと思ってしまう
- ちょっとした失敗に対し「そんなところがかわいくて好き」と言っていたのに、「どんくさいな」なんて怒るようになる
男と女、どちらも似たようなものです。
アダルトグッズを使うオナニーは気持ちいい?
では、それだけのものを満たすオナニーは一体どのようなものなのか?
一般的には「利き手」で行うものですが、世の中のオナニーは様々です。
例えば、アダルトグッズの使用があります。特に最近ではインターネットの普及により、アダルトグッズが簡単に手に入るようになりました。
そこでよく購入されているのが、女性器を模したオナホールというものです。膣をイメージした穴に挿入するもので、単なる穴ではなくモデルとなる本物の膣から型取りしたものもあります。
使用感は、濡れ具合や暖かさや動きから比較すると生身の女性には程遠いものの、型としてはかなり精巧に出来ています。
「これで十分だ」と言ってしまうのはあまりに悲しい事ですが、より気持ちいいオナニーを求める方は使っている事でしょう。
生で挿入し中で射精する事が出来る満足感があるのもまた、グッズを使ったオナニーが気持ちいいと言う理由になります。
他にはアナルホールというものもあり、求め難い要求の強い方はこういったものを使い、擬似的な満足感を得ていることもあります。
オナニーの方が気持ちいい男の心理
映像など視覚から入ってくるものでオナニーする方と、自分の好きな様に妄想してオナニーする場合があります。
女性とのエッチな妄想に耽りながらオナニーする方は、妄想の中の女性が男性にとってしたくて堪らない女性を自由に選べ自分の思うがまま。
それは、身近な人であったりTVで見る女性タレントだったり。妄想はどんなことを考えても、自由自在。「こうだったらいいな」「こうして欲しいな」と言う「受身」の形になるのですね。
したがって、実際とはかけ離れた妄想により「オナニーの方が気持ちいい」となるのかも知れません。
言い方を変えると、そのストーリーを自分で決める中で射精出来る事を好む、と言う事になりますね。
SEXには「お互い」が存在します。片方だけが気持ち良くなるのでは意味がなく、2人が心も身体も満たされる事にその意味があります。そこにストーリーは無く、二人で一から作り上げ求めたり受け入れたりを繰り返します。
こう考えて見ると、「射精に至るプロセス」の価値観の違いとも言えそうですね。
アスリートの方は逆に、試合が近づくと性行為の一切をしなくなると言います。一説には、男性ホルモンには「闘争心」を促す物質があり、射精するとそれが出てしまうからなんだそうです。しかし、それはあくまでも身体の事であって、心に対するメリットはまた別にあります。
男性は一度射精してしまうと「賢者タイム」という、興奮から覚めた状態になります。これは男性の本能としての、オナニーに限らず性行為後には一瞬で我に返り、普通にスッキリ行動できるものです。
気持ちいいオナニーを求めると同時に「賢者タイム」を求める事も、時にはある。つまり「リセット」という考え方もあるのですね。
わかりやすく言うと、簡単な気分転換の仕方でこれはむしろ必要な時もあります。
好きな仕事に就いても、それだけを一生懸命してばかりいると、ストレスが溜まってくる場合もありますね。例えば歌手と言われるアーティスィトではどうでしょう。好きな曲作りをし、心を込めて自分のためファンのために唄います。
しかし好きなことだからといって、それだけを継続できるかと言えばそうではありません。無になって自分の思うまま自由に、カラオケで歌うこともあるでしょうし、唄いたくなくなる時があっても不思議ではありませんね。
このサイトを立ち上げた管理人の紗江も、スランプになり文章を書くのが嫌になると語る時があります。誰の気持ちも考えずにたとえ一方的であっても「自分の思うまま感じたまま書きたい!」という具合です。
男性は性欲が溜まると攻撃的になる事もあるため、ある程度定期的に出しておく必要もあるので、それを調節しているとも言えます。
パートナーがこっそりとアダルト本やAVを持っていても、それはそれで「男のサガ」として多めに見てあげていただきたいと思います。