オナニーで精液が目に直撃!
それは自分が中学生だった頃の出来事である。
その頃は自慰を覚えたばかりで毎日するのが楽しくてしょうがなかった。
好きな女性有名人とのエッチなシチュエーションを妄想しながら自分のモノをしごきまくる日々を送っていた。
だが毎日毎日と妄想にふけるにも限界があった。自分は新たな刺激を求め本屋に行ったが年齢制限でエロ本は買えない、AVも同様でレンタルビデオ屋の18禁エリアに入ろうものなら店員に注意される始末。
今ではインターネットさえつながっていれば例え小学生であろうとも「あなたは18歳以上ですか?」の質問に「はい」と答えれば誰でも簡単にエロ画像やエロ動画を見れる時代。
しかし、当時はネット普及率はとても低い上に通信料も非常に高く、パソコンも今ほど安くはなくとても高価なもので自分のような低所得層にはとても手に入れられるものではなかった。
そう、当時はオカズを手に入れるのが大変だったのだ。
しかし、そんな自分にも希望があった。それは深夜のエロ番組である。
今では考えられないが当時は地上波でゴールデンでもオッパイまでなら普通に見れた。
深夜番組なら普通にAVの宣伝や風俗店紹介がさも当たり前のように行われた。自分は「トゥナイト2」という番組で火曜日のAV紹介コーナーと金曜日にやる山本晋也監督の風俗店紹介コーナーを毎週欠かさずオカズにするために見てた。
その日もトゥナイト2を見て射精しようとパンツを脱ぎしごいていたら予期せぬ事態が起こった。
自分の手の動きに反応するようにあるものが近づいてきた。それはウチで飼っていた犬であった。
名前は「ゴンタ」であり某ペットフードのCMに出てくる犬の名前をそのままパクってつけたのが由来だ。当時まだ小さく何にでも興味をもってじゃれていたので自分の手の動きを面白いと思い、下腹部に飛び込んできた。
普通は、中断して犬を部屋から追い出してから再開するのが当たり前だと思う。
だが自分にはそれが出来なかった。理由はもう射精しそうだったからだ。
今更手を止めることは出来なかったので、反対の手でゴンタを何とか振り払いながらもフィニッシュへと向かうはずがここで悲劇が起きた。
ゴンタを振り払おうと体を起こしたと同時に射精してしまい自分の顔をめがけて白い液体が飛び込んできた。
目が見えなくなるという突然の出来事で、パニックになり手探りでティッシュを探した。
もふもふとした感触を振り払いながらティッシュを掴み、顔についた精子を拭き取るとそこにはゴンタが舌を出し無邪気な顔で座っていた。そしてブラウン管には山本晋也監督の笑顔が映っていた。
何か悲しくなった自分はそのままふて寝してその夜を終えた。
目に精液が入ると...?
簡単にネタが得られる現代とは違って、昔は大変だったのですね。
『精液が目に入ると、失明する』なんて、都市伝説もありました。 果たしてその真実は、どうなのでしょう?本当に、都市伝説なのでしょうか?
おまけにペットは、人間のオナニーをどう思って見ているのでしょうか...。