女の性感帯と言ってまず思い浮かぶのは、クリトリスでしょうか。
クリトリスは包皮に隠れているとはいえ、ふとした拍子に刺激されやすい場所にあります。
幼い頃、クリトリスで感じた刺激になんだかわからない感覚を感じたのが、オナニーのきっかけだったという女性は多いでしょう。オナニーで刺激する代表的な場所であるとも言えます。
その他オナニーで感じることのできる性感帯は、どこにあるでしょうか。
目次
オナニーで感じる女の性感帯
※画像をクリックすると、別ウィンドウで大きく表示されます。
大陰唇
大陰唇は、女性器の一番外側の部分です。
名前がついていますが「これかな」と思えるような一部分を指すのではなく、全体的にふっくらしている場所だと考えて下さい。
大陰唇は、子宮含む生殖器である大切な女性器を守るためのクッションのような役割を持っています。
特に敏感な性感帯ではありませんが、敏感な箇所にごく近い場所にあるため、そっと触れたり焦らされることで快感が得られる場所です。
オナニーの際、いきなり局部から触るのではなく、ローションなどを使ってじわじわと大陰唇をなぞりながら興奮度を高めて行くと良いでしょう。
小陰唇
小陰唇は、膣に雑菌などが入らないように防ぐ役割を担う場所。
日頃閉じている小陰唇ですが、性的な刺激を受けて興奮すると、充血して膨らみます。そして自然に開き、男性を迎え入れるのです。
男性は意外におろそかにしている小陰唇ですが、十分に感じる性感帯です。
500人のオナニーアンケートでは、500人中36人の女性が、小陰唇でオーガズムを感じると回答しています。
管理人紗江は、小陰唇でオーガズムに至ったことはありませんので、非常に興味津々。オナニーの時も、大陰唇⇒小陰唇 と徐々に刺激して行くと良いでしょう。
クリトリス(陰核)
クリトリスは、もっとも多くの方が知っている感度の高い性感帯ですね。
紗江が中学1年の頃、同級生の男子がニヤニヤしながら話しかけてきました。
「クリトリスって知ってる?女のあそこにある豆みたいな性感帯。触ったことある?」「あれ触ったり舐めたりすると、すごく感じるんだよな。テレフォンセックスで、女がそれ触ってるんだって。」
同級生の中でも、容姿も良く活発でやんちゃだったSくんは、大変モテる存在でした。中学生でテレフォンセックスって...。今考えると、なんとおませさんかと感じますが、その子の初体験は小学校5年だったというから驚きです。
あげく「舐めてあげようか?」なんて言ってくる始末。クリトリスは、ペニスの亀頭にあたる器官です。尿道口の少し上にあり、血管の集まりである海綿体という組織で形成されています。
亀頭同様に、大変敏感な性感帯です。およそ男性の2倍である8000本の快感を得る神経が集まっていると言われています。
クリトリスは「陰核」と言います。500人のオナニーアンケートで、刺激する場所に「陰核」の選択肢をつけていたのですが、陰核にチェックが入っておらず、その他の場所に書かれていたのは「クリトリス」。500人中10人ほど、陰核という言い方を知らない女性がいらっしゃいました。
そして小さな豆のようなクリトリスですが、実はクリトリスの大部分は体内に隠されています。
Gスポットにあたる部分は、体内のクリトリスに当たる場所でもあります。Gスポットの中イキはクリイキであるという考え方もできるのです。
会陰
膣からアナルまでの場所を会陰と言い、穴場とも言える性感帯です。
男性で言うと『蟻の門渡り』と言われる部分にあたります。
皮膚自体はそこまで敏感な場所ではありませんが、大陰唇同様、局部近くにあるため性感帯の一つと考えても良いでしょう。
皮膚の深い部分では、振動などを感じる神経が張り巡らされているので、感覚に集中すればオナニーでも感じる場所です。膣の入り口で感じるのは、この会陰も同時に感じているとも言えます。
愛液をすくいぬるぬるにした状態にして、ゆっくりなぞったり静かに振動を与えたりしてオナニーすると良いですね。
アナル
アナルは、一般的にはかなり抵抗のある場所ですが、立派な性感帯となり得る部分です。
アナルへの刺激は、性器に伝わる神経を通じ脳へ刺激されます。そしてアナル内部は、膣と隣り合わせに位置しているため、アナルへの振動が膣内や子宮へ伝わって感じることもできます。
女性がアナルセックスが感じるのも、アナルだけの快感だけではなく、膣内が刺激されているからとも言えます。紗江が、アナルセックスで気持ちが良いと感じたのも、きっとそのせいでしょう。
オナニーでも、表面をなぞったり、軽く指を出し入れすると性感帯として開発できる部分です。
オナニーで感じる膣内の性感帯
膣内は実は大変鈍感ですが、さまざまな性感帯があると言われています。あまりに多くの性感帯が挙げられていますが、個人差によって大きく差があります。全ての女性が性感帯かと言えば、そうではありません。
当サイトでわかる範囲の、性感帯は5箇所です。
膣の入り口
膣の入り口は、緩やかな快感を感じられる性感帯です。
クリトリスの付近に位置しているので、クリへの振動はもちろん、膣口の神経も集中することで心地よい快感を味わうことができます。
膣の入り口でイクのは、クリイキと同様とも考えられます。オナニーで膣の入り口を感じるためには、入り口をゆっくり撫でたり膣内に指を入れ、ピストンさせてみましょう。
ただし、あくまで膣の入り口を感じるようにするため、奥まで入れる必要はありません。ごく浅い場所でピストンさせて下さい。
ディルドやバイブを使う場合も、ほんの5cm程度の出し入れだけでも、感じてくるでしょう。
Gスポット
Gスポットは、クリトリス同様多くの方が知っている性感帯ですね。膣内に第二関節程度指を入れた、おなか側に位置している性感帯です。
多くの方が、触ると何とも言えない感覚に襲わます。もっとも中イキしやすい場所なので、多くの男性が責めてきます。クリトリスの部分で解説しましたが、この性感帯での中イキはクリイキしているという可能性も考えられます。
オナニーをする場合は、指を軽く曲げるようにして刺激して下さい。亀頭が動くタイプのバイブや、動かないディルドやバイブでは前後に動かすように行いましょう。

潮吹きをさせようと、躍起になる男性も多くいます。無理に刺激すると、痛みを伴います。決してGスポットだけが痛くなるのではなく、子宮までもに激痛が起こったり出血する原因にもなりかねません。
100%誰もが感じる性感帯であるとも言い切れません。感じるようになるためには、経験と開発が大切です。
オナニーでも、性感帯なのに感じないからといって、絶対に無理に刺激しないようにして下さい。
裏Gスポット
裏Gスポットと言われる場所は、アナルと隣り合わせになっている性感帯でもあります。
絶叫するような感覚にはならないと考えられますが、何とも言えない気持ち良さを感じることができます。セックスの時には、バックスタイルで刺激してもらうのがやりやすいかも知れません。
オナニーの際には、Gスポットを刺激するのと同じように、お尻の方に向かって指を曲げることで刺激できますが、体勢上自分の指で行うのは少し難しいでしょう。
ポルチオ
ポルチオは、究極の性感帯と言われる、子宮口にあたる部分です。
子宮口は硬く閉ざされた部分です。性感帯と言えども、慣れていない方はポルチオは感じません。
お産を経験したり、セックスで経験を積むと開発されていきますが、感じないのに無理に刺激するのは絶対にやめましょう。
セックスの時でも、バックで突かれると痛みを感じる女性も多くいらっしゃいます。
我慢していると出血しますし、後で鈍痛を感じることも少なくありません。紗江も毎日セックスしていても、気持ち良い時ばかりではなく出血や痛みを感じる時もあります。
指でのポルチオ開発は、まずできないと考えられます。なぜなら細い指でピンポイントに刺激すると、キツすぎてしまうからです。
オナニーで、性感帯のポルチオを開発するためには、柔らかめのバイブなどを使用するようにしましょう。
▼子宮口で一人エッチ【禁断の秘所ポルチオ】開発
Aスポット
Aスポットという性感帯は、子宮口の周囲にある窪みの部分です。
Aスポットのお腹側を刺激することでも、潮吹きすることができます。
そして、ポルチオの中(子宮の中)にペニスを挿入する『ウテルスセックス』という都市伝説的なセックス方法がありますが、おそらくこのAスポットに当たっている感覚だと思われます。
お産を経験したことのある方なら、子宮が開く激痛はご存知でしょう。それを外側から開くことなんて、専門の医師が器具を入れてないと不可能に近いことなのです。子宮にペニスが入ったという感覚は、このAスポットへすっぽりと入った状態を勘違いしているとしか考えられません。
紗江は、子宮に避妊用具のミレーナを入れていますが、挿入した時はたまらない激痛でした。
この性感帯への刺激も、ポルチオ同様、十分に気をつける必要があります。オナニーをして指で刺激する時にも、きつくしないように気をつけましょう。
オナニーする時の注意点
女性器の性感帯をオナニーで刺激する時には、手や女性器自体が清潔な状態で行なって下さい。大人のおもちゃを使う時も、必ず清潔なものを使いましょう。
不潔な手や指・おもちゃでオナニーすると、さまざまな悪影響を引き起こしてしまいます。そして膣内に指を入れるオナニーは、必ず爪を短く切った状態でなければなりません。
気持ちの良いオナニーは、女性を美しくする効果もあります。
▼オナニーはした方がいい?しない方がいい?