女性にとって、カラダから液体が飛び出すなんて想像もつきません。
勃起することを含め、射精なんて全く未知の世界でしょう。しかしその逆に、男は男で女の濡れる感覚やイク感覚を不思議に思っているもの。両者とも、常に異性を知りたいと考えています。
おそらく女性からは批判の声があがるでしょうが、男は射精するためだけにセックスすると言っても過言ではありません。もちろん「感情」が加わるとセックスの快感も上昇しますが、それは二の次と言ってしまえるようなもの。
気持ちがあろうがなかろうが、ただ射精したいのに代わりはありません。
ではそこまでしたいと思っている射精の感覚とは、いったいどんな感じなのでしょう。
目次
射精の時の感覚ってどんな?
どうも。哲也です。
射精の感覚を一言で言えば『何かこみ上げるような感じから、精液が飛び出す』というイメージです。
人によってさまざまな感じ方や表現の仕方があるかと思いますが、私が女性に伝えるならこのような感じでしょうか。
- 下痢なのに、どこへ行ってもトイレが空いていない
- もうだめだ我慢できない!
- 全力疾走して、空いているトイレを探し回る
- 息を切らしながら、やっとトイレを見つけ便座に座る
- 我慢していたものを、一気に出す
- あぁしんどかった。もうダメだ疲れた...(賢者タイム)
女性が射精の感覚を知るには、同じ排泄ですっきりした感覚を思い浮かべてもらうのが一番わかりやすいだろうと、私は感じます。
ムカつく上司や他者に対し、言いたいことを言わず我慢を重ねていたが、もう限界。言ってやろうじゃないか!と爆発すると、全てを吐き出したような気持ちでスッキリしますね。「なぜ自分は今まで我慢していたのだろう。」とも感じます。言えば、それがオナニーをした後の空虚感のようなもの。
脱いだら脱ぎっぱなし出したら出しっ放し、だらしない彼氏や夫に対し不満がたまりにたまっている方も多いでしょう。スッキリという番組がありますね。あれも似たようなものです。どうでしょう。少しイメージしやすくなりましたか?
▼初めての射精感ってどんなだった?【500人の本音】
射精感はいろいろある
夢精というものもありますが、基本的に射精する状況はオナニーかSEXの2つです。そしてこの2つの射精感はまた違った感覚があり、状況によっても色々な「射精感」があります。
射精すると、気持ちが良いのは確かです。しかし「気持ちよくなれば射精する」と、ただ一括りにはできないもの。射精感は刺激の与え方によるプロセスの違いや、自慰行為を始める際の気持ちの持ち方によっても、大きな差があります。
- オナニーならその手法や「ネタ」による興奮度合い
- SEXなら相手の女や射精に至る行為内容、射精する場所
どれくらい溜まってるか?その日の射精が、1回目か2回目か?そういった事についても大きな差があるものです。
連続して射精すると精液量も減っていくため、個々に差はありますが極端に回数を重ねると、射精感も減っていきます。
オナニーによる射精感はどんな?
オナニーによる射精の場合、手やアダルトグッズで行為をするのが大半です。男のオナニー500人アンケートでも、手を使うオナニーが90%を占めていました。
もっともスタンダードな手による射精の場合、ペニスを手で包むように刺激したり、又は亀頭のみ刺激する方もいます。そのまま気持ち良さに任せて射精するのが一般的で、射精しそうになると奥からこみ上げて来るような感覚があります。
いわゆる「イキそう」な感じで、先ずはこの感覚を味わいたくてオナニーしているようなもの。
次に射精の瞬間、一瞬勃起したペニスが更に少し大きくなり、尿道を通り何度か脈打つように精子を放出する。
オナニーしていて射精する瞬間を言葉で表せば「ああぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!」です。
この時、よく飛ぶように射精した方が気持ちいい。だらだらっと垂れるような射精はあまり気持ち良くはありません。オナニーの場合、様々な方法がありますが基本的に射精感は方法による違いはありません。
手でもアダルトグッズでも「自分でする」という行為である以上、プロセスの違いはあっても射精感は同じです。
ただし、射精時に我慢汁と言われるカウパーが出ているかどうかで、少し射精の勢いが違い射精感に影響を与える場合があります。私の場合我慢汁が出ている方が、射精がスムーズであり射精感もより増していきます。
どれくらい溜まっているかによる、精液の量も射精感に違いが出るようです。男はフルに溜まるまで3日かかると言われています。
ちなみにマニアックな場合だと、一般では思いもよらないオナニー法もあります。
- ペニスをキツく叩きまくるオナニーで射精
- ペニスには触らないオナニーで、乳首だけを刺激して射精
- アナルで前立腺だけを刺激して、射精
- オナニーの際自分で拘束し、窮屈な快感を感じるだけで射精
私はいたってノーマルなオナニー派なので、このような射精の感覚がどのようなものかはわかりません。しかし、そう大差はないでしょう。
SEXにおける射精感はどんな?
SEXでも、相手の女がどんな関係性のどんな女か、どんな行為をするかによっても射精感に違いが出るものです。
前戯での性行為における射精は、手コキやフェラ。手コキでの射精感は、オナニーと同じ手であるものの全く別モノ。自分でする場合、これは女性も同じかも知れませんが「自分の気持ちいい箇所」を知り過ぎているため調整出来てしまうのです。
それは良くもあり悪くもあり・・。それが無いからこそ、射精感はより高まる場合もあります。
フェラの場合、手には不可能なペニスへの刺激の与え方があります。その口内の繊細な動きにより得られる射精感は手よりも当然高いのです。
特に口内射精する時は「これから口の中で射精するんだ」という興奮の高まりも加わります。
そして、体位による射精感の違いもあります。基本的な体位は、正常位・後背位・騎乗位。SEXは体位による気持ち良さの違いは大きくはありませんが、人により好きな体位はさまざまです。
ただし体位はその体勢や密着感が違いますので、射精感が大きいと言えば、より得られるのは正常位かも知れません。
そして、コンドームの有り無しにも大きな差があります。男はほぼ、生でしたいと思っています。あわよくば、一挿しだけでもピストンせずとも、生で女の膣を感じたい。さらに、生で射精したいと考えるもの。
特に膣内射精は、コンドーム無しで射精し膣内に精液を流し込もうとする本能がそうさせるのか、最も射精感を感じます。射精量も多いような感じもある程。
生で膣に射精すると、肉体的にも精神的にも快感は倍増するのです。これも「ごく自然な本能」と言えば、女性は怒るでしょうね。ですが、生物が元々備わった生殖本能には抗えません。
ただ気持ちがいいから射精したいと考える前に、その本能が働いているため、男は相手が誰であっても抱けるのです。官能小説等に出て来るような「孕ませてやる!」は極端ですが、妊娠させたいという気持ちが興奮に変わるのでしょう。
余談・・ですが、エロ動画やDVDの膣内射精は精液の逆流を撮るために射精時の挿入が浅く、同じ膣内射精でもあれは射精感があまりないのでは?と感じています。
射精した後ペニスを抜いて、だらっと精液が出てくる部分がドアップになるシーンです。
気持ちよくない射精感ってある?それってどんな?
同じ射精でも、実は気持ちよくない射精感もあります。「イキそう」な状態になっても、より気持ちよくなるためそれを止めようとした時、思いがけず射精してしまう時です。
人は望むものを簡単に得てしまうのは、もったいないと感じる場合がありますね。
- 好物の食べ物を、一番最後まで残しておく
- 映画のクライマックスがくると、まだ終わって欲しくないと思う
私は、セックスを覚え猿になった頃、可愛い彼女の感じている表情をずっと見ていたかったり、喘ぎ声をずっと聞いていたい、ずっと責めていたいという感覚になり、射精を我慢したものです。
セックスの時間が終わってしまうのが、もったいないのです。射精したい、でももったいない。どっちつかずの状態で、葛藤し苦しみます。でも、射精は訪れてしまう...。我慢に我慢を重ね、不意に訪れた射精はまるで漏れるかのような射精になることがあります。
気持ちは止めようとしているだけに射精感を味わう事も無く、なんとなく射精してしまう・・最悪の射精感です。それなら我慢せずに、さっさとイっておけば良かったと思うも、未だに学習していない現実。
当時は抜かずの2発3発はもちろん、毎回1分も経たないうちに2回戦ができましたが、40を超えると数時間は休憩が必要。
そしてもう一つ、私の場合あまり強く握りすぎても射精感は弱くなります。相手によっては、手コキの時キツく握りしめる女性もいますが、私はちょっと苦手です。
もちろん個人差がありますがパートナーに手コキをする場合は、イク時に「ギュー!」っと握り過ぎない方がいいかも?
最高の射精感ってどんな?
最高だと言える射精感はどんな?という疑問を持っていることだと思います。
男は射精を感じたいからこそセックスをしますが、女が本当に感じてくれるのがもっとも精神的に満たされます。肉体的な射精でも、精神的要素は大きく影響します。一生懸命腰を振って女が喘ぎ声一つ出さず反応しなければ、射精感も低下してしまいます。
ですから喘ぎ声が激しかったり、身体がビクビクと震えたり、反応が高いとより気持ちのいい射精感を感じます。感じているところを見て、感じる。実は、男は脳でセックスをしているのです。
そして、男がもっとも充実した最高の射精感を味わえるのは、どんな上手なやり方よりどんなアダルトグッズより、好きな女性とも気持ちのあるセックスです。
- どんな手コキやフェラのプロな女より、大好きなパートナーにされるのが1番の射精感
- 膣内射精させてくれる女性より、好きな人とぎこちなくてもコンドームを使ってのSEXでも、それが1番
それ以上の射精感はありません。【気持ちが先導し、本能が後押しする】
最終的には、気持ちが先導していることが何より大事で、それこそが最高の射精感を得られる変えがたい事なんです。
男は単細胞で最低な生き物ですが、実はかなりナイーブな生き物。女性だって好きなパートナーとのセックスは、幸せを感じるでしょう。男だって同じです。
ですから、オトコに好かれようと勘違いするような態度をとると、ただのヤリマンとして見られてしまいます。私は大いに大歓迎ですが。