女性用官能小説『バレンタイン』

バレンタインの告白

悟は、愛梨の職場の後輩というか部下。愛梨は主任で、悟は1年半前まで学生の新入社員だった。

彼は色白で、体つきも物腰も繊細で、草食系という表現がぴったりの見た目。仕事ぶりは真面目で、パワーは物足りないが、コツコツ着実にこなす。

そんな悟に、密かに、けれども熱烈に想いを寄せてきた愛梨だった。愛梨はバレンタインデーの日、自分の部屋に夕食に誘った。

料理が得意だと自他ともに認める彼女。一番得意な煮込みハンバーグに、ローストビーフのシーザーサラダ。お酒はワインの専門店で、店員にしつこいくらい相談して購入した。

悟は愛梨の料理と、選びに選んだワインにとても上機嫌だった。そして彼が心を許した、そのタイミングで、告白した。

ここまでは愛梨のシナリオ通り。問題は、草食系の彼をどうやってその気にさせるか。

そこから先は、考えていなかった。しかし、案ずるのは無用だったかもしれない。

悟は返事の代わりに愛梨を抱きしめ、唇を荒々しく重ね合せた。悟のいきなりのキスに戸惑い、一瞬身を固くする愛梨。しかし次第に彼女の心に火が着き、ガソリンのように燃え上がった。

彼女の心を確かめるように、悟の舌は彼女の前歯をノックする。それに答えるように、顎の力を緩めて悟の舌を迎え入れ、自分の舌を絡めた。

草食系男子の真実の顔

「先輩いいの?」

悟の手は服の上から乳房を鷲掴みにし、痛いくらいに揉みしだいた。

(結構強引なんだ…)

愉悦を感じながら、愛梨の胸は高鳴った。

もともと彼女は、荒々しくされる方が好きだ。体温も心拍も上昇する感覚とともに、唾液が溢れ、下腹部が疼き、熱くなる。

唇を離すと彼女をベッドの上に押し倒し、いきなり両手をスカートの下へ入れた。愛梨に何の隙も与えず、タイツをショーツとともに剥ぎ取る。

もはや彼はウサギでも羊でもなく、盛りのついた雄牛となり、頭をスカートの中へ突進させる。

興奮して熱くなり、濡れ始めてきた愛梨もまた、夢見る乙女を演じるのはやめて、発情した牝牛となった。

その時きっと、愛梨の両脚の間、悟の目の前では、蕾が花になるような光景が現れているだろう。熱帯植物の花弁にも見える組織が充血して膨らみ、大きく開くような。

彼はその濡れて光沢を持った肉厚の花弁に両手を添えて、左右に開く。そして彼の舌は、複雑に重なり合う花弁をかき分けるように進入する。

「あっ…」

愛梨という女の入り口、そこにある花弁の一枚一枚をジュブジュブと舐られて、そこからとめどなく快感が溢れる。

蜜が滴る淫靡な花を舐め取る悟。同時に、愛梨の脚の両側から手を伸ばし、服の上から胸を刺激する。

彼の手が動きやすいように、ボタンを外してやる愛梨。彼女はただ本能のまま、オスの生気を貪るように求めるだけ。

悟は自由になった手でブラジャーをずらし、露わになった熟れきった両胸の果実。掌で包むように揉んだかと思えば、愛でるように撫でさする。

時にはその先にある、硬く勃った突起を指先で転がす。

同時に、花弁が分泌する蜜を吸いながら、生気が漲って膨張した小さい実をついばむ悟。愛梨は、甘い声が切れ切れに喉の奥から出てしまうのを止められなかった。

悟の腕に手を這わし、彼の体温を感じ取る愛梨。彼女の花弁はますます大きく開き、熱い蜜を流す。

これまでに経験した事のないほどに、急に高いところへ強引に引き上げられたような気分だった。愛梨は体も心も、いつでも彼を迎え入れる事ができていた。

悟は、強い力で花弁の表面の粘膜まで巻き込むように蜜を吸い取ると、愛梨から離れた。

(来る・・・!)

彼女の心臓が、子宮が、膣が、無意識にキュッと収縮した。

甘い幻想を打ち砕かれて

悟は早業で下半身のものを脱ぎ捨てると、愛梨をうつ伏せにした。そして、スカートを背中までまくり、露わになった腰を持ち上げる。

グッと腰が後ろに引き寄せられるのと同時だった。悟の猛り狂ったモノが何の躊躇もなく、愛梨のアヌスへ一気に押し入り根本まで埋めた。

「っつ!?ああっっ…!!」

小さな菊座がメリメリと音を立てるように開かれた。あまりの痛みに愛梨はどうにか逃れようとしたが、強い力で押し付けられた腰は一切動かせずうつ伏せになったまま身をよじる。

「いった…い!いやぁっ!」

獣のように愛梨のアヌスで暴れる悟の最大級のモノ。愛梨をいたわる様子は一切なく、アヌスの恥肉が食い込むたびに愛梨は叫んだ。

恐怖さえ感じる痛みの中、複雑に入り乱れた花弁の間からはトロリとした蜜が腿を伝って流れ落ちる。

愛梨が描いていた甘い夜は一瞬にして砕かれ、頭の中が真っ白になった。

(こわい…たすけて)

愛梨が絶望を感じた時、それまで無言だった悟が長く尾を引く呻き声を上げながら、腰の動きを早めた。

突き上げられるたびに、愛梨の腸管が軋む。

「きついよ。先輩…もっと痛がれよ?ほら!」

「あひっ!…ったい!やめ…て!」

腰を押さえつけた悟の手の力が緩むと、愛梨は身を交わし逃げようとした。

当然愛梨に新たな激痛が加わった。愛梨の横っ腹に、激しく突き立てられた悟の拳のせいだ。

「おとなしくしてろよ。」

声にならない呻き声を上げる愛梨の髪を優しく撫でながら、さっきまで愛おしそうに花芯を可愛がっていた舌が不気味な動きでべったりと頰をなぞった。

悟は愛梨の叫びと吸盤のように吸い付くアヌスを楽しむように、愛梨に向かって腰を打ち付け続けた。

繰り返し繰り返し、押し開かれる菊座。粘膜が張り裂けてしまわんばかりに、激しく肌がぶつかる音がしていた。

何も受け入れたことのない排泄器官は、抵抗するように収縮しようとしている。それでも奥まで突き立てられ続け、愛梨の身体の抵抗は何の意味もなさない。

愛梨の苦痛は燃えるような熱さに変わり、喉まで何かが詰まったように声もでない状態だった。

身体を震わせながらも激痛に耐える愛梨の脳裏には、後悔の2文字しか浮かんでこなかった…。

腰の動きを一段と早め勢いよく精を吐き出した悟は、ぐったりした愛梨の髪を掴むと真後ろに引き下げ顔を覗き込み、一言囁いた。

「先輩。また犯してやるから。今度はいつにする?」

悟は妖しい笑みを浮かべながら、ヒクヒク痙攣するぽっかり空いた菊座を弄いながら続けた。

「何とか言えよ。ヤラれたかったんだろ?」

愛梨はこの日のために・・・悟の全てを受け入れるために、ピルを飲み続けてきた。

真っ逆さまに墜下させられたかのような甘いバレンタイン。

草食系…だと思い込んでいた無知な自分への悔しさがこみ上げ、愛梨はうつ伏せになりながら、シーツを掴んだ。

(了)

 

 

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