野性の鹿のように、戯れる女教師の物語

相思相愛

レジャーシートの上で、秋乃は下半身をむき出しにしていた。
その股間に頭を埋める、康介。

夏休みも終わり、静けさを取り戻した、平日の高原。

大きな空の下、康介は無言で秋乃の性器を舌で舐り、膣に指を出し入れさせる。

遊歩道から外れた草原で、誰もふたりの邪魔する者はない。風さえも静かで、唯一聞こえるのは、秋乃の濡れた粘膜と康介の指とが奏でるピチャピチャ、クチュクチュという音。

それと、秋乃の押し殺した喘ぎ声。

「はっ、ふっ・・・ふうん・・・」

快感に体を震わせながら甘い息を吐く秋乃は、中学教師。康介は、秋乃が新任教師時代に国語を受け持った、元教え子。

かつてふたりは相思相愛だった。
しかし純な関係のまま、康介の卒業で自然消滅。

関係を復活させたのは、フェイスブックをきっかけにした、7年ぶりの再会。彼は留学から帰国し、元いた大学に戻るまでの休暇中。

それからふたりは、かつての続きのプラトニックなデートを重ねたが、ついにその日が訪れた。

秋乃の代休に合わせての、高原までのドライブ。
そして弁当を食べながらくつろいでいた時に、ふたりの目の前に現れた光景・・・

・・・ふたりなど眼中にないように交尾を始めた、野生の鹿。ふたりの本能にスイッチが入り、互いに求め合った。

堪える女

康介は、クリトリスに舌先を軽く押し付け、小刻みに振動させた。

「ああっ、あっ、あっ!」

思わず声を上げ、脚先を宙にゆっくりと泳がせる秋乃。自分の声が恥ずかしくて、慌てて両手で口を塞いだ。

康介は顔を上げた。
膣に入れた指は、秋乃の特に感じるポイントである、腹の裏側の少し左側を抉りながら。

「先生、どうしたんです?誰にも見つかりっこないんだから、感じるままに声出していいんですよ」

それは秋乃にもじゅうぶん分かっている事。
けれども、康介に自分のあられもない姿を見せるのは、やはり恥ずかしい。しかも、理性による歯止めが、彼女は人より強い方だ。

そんな秋乃に、意地でも声を上げさせたいのだろうか。康介は、彼女の膣内を、曲げた指先で執拗に抉り続ける。

「ひいっ・・・あ、あ、あぁ〜・・・」

指の動きとともに愛液が外に掻き出されていく感覚。
しかしいくら掻き出しても、秋乃の愛液は彼女の熱い生命の証であるかのように、枯れる事なく、熱く湧いてくるばかり。

膣への刺激、そして愛液にまみれた粘膜が康介の指の動きによって発する卑猥な音。徐々に秋乃の中に蓄積され、高まっていく快感。

(このままじゃ、イっちゃう!)

しかし秋乃がそう予感した直前に、康介は指を膣から抜いた。

ヌチャッという音。

秋乃は思わず叫ぶ。

「いやっ!」

康介は、悪戯っぽく笑いながら秋乃の体を起こし、頬を寄せた。

「大丈夫です。まだまだ先は長いんですから、ゆっくりいきましょう」

耳元で囁きながら、秋乃の上半身を脱がせ始めた。

確かに、彼の言う通りだ。
その気になれば日没までそうしていられる。
誰かに見つかる心配も無く、どんな恥ずかしい事だってできる。

康介の唇は秋乃の耳たぶや首筋を甘噛みしながら這い、同時に彼の手は、彼女の乳房へ。

「あ・・・ふうん・・・」

乳房の下縁をなぞるように撫で、指は繊細なタッチで乳首を刺激する康介。秋乃は彼に全てを委ねるように目を閉じた。

「ああ・・・」

我慢しても我慢しきれない声が、漏れてしまう。

康介は無言で秋乃を横たえ、乳首を口に含んだ。優しく吸ったり、舌先で軽く転がしたりしながら、手は再び彼女の性器へ。

そして、クリトリスの付け根に親指を添えて微振動を与えながら、中指は熱い蜜の溢れる膣内をかき回した。

「うう・・・」

もう、我慢できない。
でも、康介の前で乱れたくない。

必死に耐えても、容赦なく彼女の性感帯を探り当てては、いつまでも攻めてくる康介の舌と手。

声を押し殺しながら薄目を開けると、いつの間にか、康介も全裸になっていた。その肉棒は太く、逞しかった。

思わずすがるように、それを掴む。

「これを・・・ちょうだい」

彼は軽く頷き、秋乃をうつ伏せにして、その腰を引き上げた。

野性のメスに還るとき

秋乃の性器は、大自然の太陽の下で興奮しきって充血し、ひとつひとつの花弁は膨らみ、しかし肉棒を受け入れるために口を開いて、熱い蜜を滴らせているはずだった。

そこにゆっくりと入ってくる、肉棒。
秋乃の熱く潤った粘膜と、康介の熱く固い肉棒との出会い。

「ああ〜っ!」

蓄積されていた呼気とともに吐き出される、秋乃の歓喜の声。

しかし彼女に息をつかせる間もなく、リズミカルにピストンされる、康介の肉棒。抽送されるごとに、腿を滴り落ちる愛液の熱い感覚。

秋乃のヒップと康介の腰とが打ち合わされる音と、粘膜と肉棒の摩擦で生じる、爛れた音。

肉棒は時に激しく、膣奥の向こうの内臓まで届きそうに秋乃を貫く。

あるいは、膣口から膣内にかけての肉襞を優しく擦り、ピストンの往復ごとに、ねっとりと秋乃の快感を高める。

それでも、髪を振り乱しながら必死に声を押し殺し、興奮と快感をひたすら内に蓄積させていく秋乃。

突かれるたびに、フラッシュのように彼女の脳裏に明滅する、鹿の交尾の光景。大自然の中で、神秘的だった。

秋乃は思った。
あのように、青空の下で、恥じらいも捨て去って野性に還りたい。彼女はついに、自身の抑制を解いた。

彼の肉棒からエネルギーとパワーを吸い取ろうとするように、不随意に急速に締まっていく秋乃の膣。
彼女のヒップを掴んだ手のひらに力を入れる康介。

彼女の体の芯に向かって、ひたすらピストン運動を続けていた肉棒は、その激しさを増した。

ふたりの結合部から生まれる快感をそのまま声に換え、獣さながらの声を上げる秋乃。それとともに解き放たれる、彼女の内に蓄積された興奮と快感。

秋乃は、ほとばしる快感に抗う術なく飲み込まれ、流された末に、意識は青空の中に溶け込んだ。

「気持ち良かった」

行為の後、自然の姿のままのふたり体を寄せて、目の前に戻ってきた青空を眺めながら、秋乃は呟いた。

しかしそれは、単なる性的な快感だけでない。野性に還り、大自然との交歓ができた喜びも含む。

康介は、そんな秋乃を包み込むように抱いて、キスをした。

(了)

 

 

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